Release Year: 2013 主人公の霧谷健斗は、幼なじみの水上伊織と最近恋人同士になったばかり。 以前からお互いの気持ちは分かっていたものの、晴れて正式な恋人同士になり、心の浮ついた幸せな日々を送っていた。恋人同士になって一ヵ月ほどが経過したとある休日。 健斗は 「今日こそはキスをする!」 という熱い決意を胸に伊織をデートへと連れ出す。 幼なじみとして一緒に遊びに行った時とは明らかに違う雰囲気に、心躍らせ楽しい時を過ごすふたり。 そして日も暮れかけた帰り道、いい雰囲気になったところで 「いよいよキス」 と伊織の肩を抱き寄せた瞬間、突如割れんばかりの轟音と共に巨大な物体が空からふたりの目の前に落ちてくる。 何事かと驚く間も無く、その巨大な物体から触手のようなものがふたりめがけて伸びてくる。 咄嗟に伊織をかばった健斗は、その触手のようなものに腹部を貫かれてしまう! 涙を浮かべすがりつく伊織に 「逃げろ……」 と必死に言葉をかけながら、(俺、死ぬのかな……) という思いが健斗の脳裏によぎったその時……。 「今ならまだ間に合う」 という言葉と共に、ひとりの男が姿を現す。 状況を飲み込めず混乱する伊織に、男は 「魔法少女として目の前の化け物と戦ってくれるなら彼の命を救ってあげられる」 と、突拍子もないことを言い放つ。当然信じることが出来ない伊織だったが、男が見せた不思議な力と健斗の命を救いたいという想いから、男の提案を受け入れる決意をする。 大量の出血により朦朧とする意識の中、健斗が目にしたものは、見ず知らずの男とキスをし光に包まれていく伊織の姿だった……。 File size: 3.2 GB
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